- きゅうり
- I
きゅうり【久離・旧離】江戸時代, 不身持ちのため別居または失踪(シツソウ)した子弟に対し, 目上の者が連帯責任を免れるため親族関係を断絶すること。 欠け落ち久離。→ 勘当~を切・る親子・親族などの関係を断つ。 縁を切る。II
「配所の月久離きられずして二人みる物かは/浮世草子・一代男2」
きゅうり【旧里】ふるさと。 故郷。IIIきゅうり【窮理】(1)物事の道理・法則をきわめること。「工夫はなきかと心頭懸(ココロガ)け~する/西洋道中膝栗毛(魯文)」
(2)程朱(テイシユ)学の学問修養法の一。 格物致知と同じく, 個々の物に見いだされる理をおしひろめて万物の理, 宇宙の本体に至ること。 格物窮理。→ 居敬IVきゅうり【胡瓜・黄瓜】ウリ科のつる性一年草。 南アジア原産とされる。 重要な野菜の一つ。 雌雄同株。 葉は掌状に浅裂しざらつく。 夏, 黄色の花をつけ, 長さ15~30センチメートルの緑色の果実を結ぶ。 熟すと黄色になる。 生食するほか, 漬物などとする。 キウリ。 ﹝季﹞夏。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.